遍照寺多宝塔
この塔は、慶長11年(1606)5月真言宗中本山・光明山遍照寺金剛院の
境内に建てられました。県内に現存する最古の多宝寺です。
方三間で本瓦葺の二層塔婆です。
初層の内部には大日如来が安置されています。
組物・室内の装飾文様などに桃山時代の特色が
よく現れていて、貴重な資料です。
並んであるしだれイチョウも見応えがあります。
昭和50年代に入って、笠岡市の都市計画事業により遍照寺は
米寺一院を残して市街地外に分散移転し、往時の姿は失われましたが、
多宝寺だけがそのまま残されて栄華の影を止めています。
塔の傍らには建立の年に供養のため建てられたと思える
石碑があります。昭和50年6月、多宝寺は石碑と併せて
国の重要文化財(建築物)に指定されました。
99年11月4日撮影
アクセス

笠岡駅より笠岡小学校方向に向かって徒歩3分
ワシンの裏側にあります