御獄山
御獄山山頂より、瀬戸内海を望む

天気のいい日であれば瀬戸大橋を見ることができます。
ただ。山頂は木々に囲まれており、眺めもよくないので
量剛寺跡の案内板から右手にあがった龍王宮の西側がおすすめです。
御獄山は、水島灘に面し、大島中と西大島の境に位置します。
標高は320.1メートルであり、阿部山(標高366.4メートル)に次いで
市内で2番目の高さです。しかし、その堂々たる山容といい、
山の懐の深さ、登降路のバラエティさ、植物の豊富さ、
眺望の良さ、量剛寺跡をはじめとする史跡、伝説の多さ等、
まさに笠岡を代表する山です。
また、御獄山は昭和25年に国立公園の指定を受けました。
山頂から山麓にかけて、龍王宮、御滝権現、御獄山33観音、
三石山33観音、大島88ヶ所等があり、地元の厚い信仰の対象となり、
愛され、親しまれてきています。
御獄山量剛寺跡(祈雨神社境内)

平安時代に叡山座主第三世円仁上人(慈覚大師)が唐から帰朝の途中に、
この山頂に寺を建立し「御獄山量剛寺」と称したといわれますが、
いつの頃か寺は廃絶してしまいました。
現在でも礎石四個が南面して並んでおり、
また境内からは布目瓦が多く発見されていることから
かつては確かに山上伽藍があったようです。
山上伽藍の遺跡は他に市内では「尾坂廃寺跡」があります。
中世以降は山上に祈雨神社が勧請され
寺跡はすべて神社境内地となっています。
龍王宮より神島水道・干拓地を望む

山頂までは車道が通っており、車であれば比較的楽に山頂まで
行くことができます。ただ、できれば途中にある鳥ノ江峠まで
行ってからパーキングエリアに車を停めて
徒歩で山頂まで行くことをすすめます。鳥ノ江峠から
山頂まで徒歩40分ほどです。
龍王宮は鳥ノ江峠から山頂までの道程にあり、
ちょっとした休憩所といったところです。
99年11月4日撮影
アクセス

笠岡駅より寄島行きの井笠バスに乗車、
20分ほどで夏目バス停下車

山頂までの主コースは以下の通り
(往復所要時間2時間20分)

○ 夏目バス停
↓ (40分)
○ 鳥ノ江峠  
↓ (30分)
○ 権現様   
↓ (15分)
○ 頂上広場  
↓ (30分)
○ 鳥ノ江峠  
↓ (25分)
○ 夏目バス停